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【犬】 ペットと一緒に避難 憶えておきたい「か・き・く・け・こ」 

「ちょっと困った」を解決するヒント

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今回は、2016年に起こった熊本地震を踏まえて、熊本市内の開業獣医師が提唱した被災に備えた5箇条を見つけたので、共有したいと思います。

(原題は猫を震災から守る為のご箇条なのだそうですが、犬にも通じる事があるとの事で内容を一部修正加筆してあるそうです)

咄嗟の事態でもすぐに思い出せるように「か・き・く・け・こ」でまとめてあるので、参考にしてみてください。

それでは、順番に見ていきましょう。

「か」 飼い主のマナー

犬と一緒に避難する時に気を使うのが、周りの人に対してです。

避難先には、犬好きばかりではありません。

犬が苦手な人、犬アレルギーの人、犬の吠え声に敏感に反応してしまう人もいます。

「うちの子は大人しいから問題ない」と安易に考えるのではなく、周りの人に気を使わなければいけません。

糞尿の始末はきちんとしないと衛生上問題が起きてしまいますし、臭い問題も発生します。

また、いつもと違う事態に犬も不安になり、無駄吠えをしてしまう子も出てきます。

犬の鳴き声は90~100dBと言われ、電車のガード下や救急車のサイレンの音と同等くらいと言われ、オオカミの遠吠えは距離にすると2Km先まで届くと言われています。

体格差があるので一概には言えませんが、個人的には大型犬の低い吠え声より小型犬のキャンキャンという高音の吠え声の方が気になってしまいます。

「周りの人達は、犬が苦手な人もいるのだ」という事を肝に銘じて、最低限のマナーを守る事が大切です。

「き」 キャリーケース

避難先には色々な人がいますので、安易に犬を放す事はできません。

普段から、キャリーケースやケージに嫌がらずに入る習慣をつけておきましょう。

愛犬が「キャリーケースは安全な場所」と思ってくれたら、バッチリ◎です。

数年ホテル業を営んできて感じた事は、ワンちゃんは狭い所の方が安心する子が多いという事。

周りが囲われている所を用意してあげると、自らそこに入って寝ている姿をよく見かけます。

狭くて可哀そう、広い所の方が良いに決まっていると考えている方もいますが、ちょっと想像してみて欲しいのです。

自分が避難する時に広い体育館で「さあ、好きな所で寝て下さい」と言われてもなんだか落ち着かないですよね。

寝るなら、周りから囲われている方が安心する。

避難する時は、ワンちゃんに安心できるスペースを用意してあげると良いので、お気に入りのベッドや飼い主さんの匂いがついた毛布なども合わせて用意しておくと安心です。

マイクロチップ装着、鑑札

万が一迷子になっても無事に飼い主さんの元に帰って来られるように、マイクロチップの装着をおすすめします。(一般の方はマイクロチップ装着は努力義務)

迷子札は首輪が抜けてしまう可能性もあるので、マイクロチップの方がおすすめですね。

また、飼い主さんと愛犬と一緒に写っている写真があると、良いです。

飼い主である事の証明となるので、愛犬だけの写真ではなく飼い主さんと愛犬と一緒に写っている写真をご用意下さい。

「く」 薬・ご飯

最低3日分(余裕を持って7日分)のご飯、水、薬、ペットシーツ、ごみ入れを用意しておきましょう。

被災後の3日間は行政の支援や救援物資が届きにくいと言われているそうです。

人間用の食べ物と同時に犬の食事、飼育用品も忘れずに用意しておきましょう。

「け」 健康管理

被災した時は病気や感染症にかかりやすくなります。

普段から、ワクチン接種や蚤、ダニ予防に気を付け、できれば健康手帳も用意しておくと良いでしょう。

持病の薬や、アレルギー、普段食べている食べ物、狂犬病の注射記録、写真、毛色の特徴、犬の癖などの情報が記載してある手帳があれば、万が一愛護団体などの他者に預けなくてはいけなくなった場合でも役立ちます。

狂犬病は犬を飼う上で当然の義務ですが、混合ワクチンを接種しておく事も大切です。

混合ワクチンに含まれている病気は、どれも緊急性が高いものばかり。

万が一、緊急時に発症してしまうと対応できなくなる場合も想定できます。

また、蚤やダニも人畜共通で犬や猫、人間にうつる可能性があります。

満足に入浴できない緊急時は、蚤、ダニを排除するリスクも高くなるのです。

「こ」 行動・しつけ

トイレのしつけ、人や犬を怖がらない、無駄吠えなど、普段からしつけを気を付けていると思います。

しかし緊急時の避難先では、いつもの違う状況にパニックになったり、今までできていた事ができなくなったりします。

「おすわり」「待て」「静かに」などの基本的しつけや、「首輪やリードを嫌がらずにつけさせる習慣」などが落ち着いてできるようにしておく事がとても大切です。

普段から他人や他の犬と交流する機会を設け、散歩に連れて行き外の世界を経験させておくのが良い経験となります。

いまだに、「外に連れて行くと病気になっちゃうから」などとビックリするような発言をされる飼い主さんもいますが、こういう非常時に困った事になるのは、愛犬です。

いざのいう時の事も考えて飼うのが、飼い主としての愛情です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、「ペットと一緒に避難 憶えておきたい「か・き・く・け・こ」」についてのお話でした。

昨今、地震や水害などの天災が増えてきたように感じます。

いざという時の為に、普段からやっておくべき事が盛りだくさんでした。

私も愛犬家の一人として、改めて自身の愛犬との生活について見なおしてみたいと思います。 

それでは今回はこの辺で。Bye(*・ω・)ノ

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